2017.10.15

メイキング ティム・インゴルド著

本日付の読売新聞の書評に載っていまいた。

この記事を読んで、久しぶりに、このブログを思い出し、とりあえず、メモ。

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2015.02.05

自己認知機能分類例 未完成

自己認知機能(自問自答機能・自我機能)

A。喜怒哀楽(感情機能)

Ⅰ。喜ぶ 楽しむ

Ⅱ。怒る 腹を立てる 苛苛する 

Ⅲ。悲しむ 泣く

B。精神的ストレス機能

Ⅰ。後悔・悔悟・無念・未練・悔恨・哀惜・自責・自虐

  1. 悔やむ 悔しがる
  2. 惜しむ 惜しがる

Ⅱ。苦悩・苦悶・煩悶・憂悶・苦慮・辛苦・落胆・絶望・自失・喪心・放心

  1. 苦しむ 苦労する 苦心する
  2. 喘ぐ
  3. 悩む 思いあまる 屈託する 手が掛かる
  4. 塞ぐ・鬱ぐ 沈む・落ち込む がっかりする
  5. 気抜けする・腑抜ける 萎れる 萎える 悄気る 自暴自棄

Ⅲ。困苦・逡巡・遅疑・恥・羞恥・恥辱・屈辱・含羞・忸怩・自嘲

  1. 困る 倦む 倦ねる 行き詰まる 持て余す
  2. 迷う 戸惑う 躊躇う 愚図つく
  3. 恥じる 恥ずかしがる 照れる はにかむ

Ⅳ。思考・自省

  1. 考える 
  2. 思う 思いを抱く 思い描く 思い出す
  3. 考え直す 省みる・顧みる・反省する・自己批判
  4. 評する 批判する 見直す 軽んじる
  5. 疑う 怪しむ・訝る
  6. 誤る 見誤る 自己矛盾・自家撞着

C。自己認識機能(自己学習・自覚)

  1. 気になる
  2. 知る 分かる 自業自得・因果応報
  3. 比べる 例える
  4. 信じる 信用する 自信・自負 泰然自若
  5. 威張る 誇る 自慢・自画自賛・自尊

D。自己意識機能

  1. 気にする 心配する 心を痛める 憂える 危ぶむ 縁起を担ぐ
  2. 考慮する 配慮する 検討する
  3. 志す 思い立つ
  4. 図る
  5. かこつける・託ける 
  6. 見込む 当てにする 予想する 見当を付ける 目処を付ける 見積もる
  7. 占う
  8. 急ぐ 勇む 焦る
  9. 奮う 奮い起こす 鞭打つ
  10. 決める
  11. やめる とどめる(自制・自重・自粛・自戒)

X。自己認知内容(心情・気持ち)

Ⅰ。病感・病識

Ⅱ。障害受容

Ⅲ。将来像

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2015.02.01

儂が精神科作業療法の基本指導で使用する、対人関係機能項目分類例

まぁ、作業遂行機能をメインに指導するので、此方は二の次、否三の次ではあるが…、
二の次は、自己認知機能ね。其方は、要望があれば、またいずれ、公開します。
それにしても、対人関係機能は複雑で、ややこしいなぁ。なので、不完全ですけど…。

Ⅰ。交流・挨拶(会う・交わる・別れる)

  1. 添う
  2. 合わせる
  3. 呼ぶ・迎える
  4. 名乗る
  5. 待つ
  6. 別れる・去る

Ⅱ。愛情・愛好(優しい)/嫌悪(惨い)[対人関係における感情機能+α複雑難解]

  1. 愛する/憎む
  2. 恋する/妬む・嫉む
  3. 引かれる/僻む
  4. 惹かれる/恨む・憾む・怨む
  5. 好む/嫌う
  6. 可愛がる/飽きる
  7. 甘える/怒らす
  8. 悦ぶ・喜ぶ/笑う/泣く/怒る
  9. 寄る/離れる

Ⅲ。驚嘆・恐怖(驚く・怯える・脅える)

  1. 驚く
  2. 呆れる
  3. 狼狽える・怯える・怯む
  4. 怖れる・懼れる・恐れる

Ⅳ。尊敬・敬意・畏怖・称賛/揶揄・愚弄・侮辱(凌辱)・虐待(迫害)

  1. 尊ぶ(とうとぶ・たっとぶ)
  2. 敬う・畏れる
  3. 信じる
  4. 称える
  5. 感謝する
  6. からかう・おちょくる・冷やかす・茶化す
  7. 囃す・囃し立てる
  8. 野次る・弥次る・半畳を入れる
  9. 弄ぶ・玩ぶ・翻弄する
  10. 焦らす
  11. 辱める
  12. 苛める・いびる・苛む
  13. 虐げる・足蹴にする
  14. いたぶる・なぶる

Ⅴ。叱責・脅迫(責める・脅す)

  1. 責める・脅す
  2. 貶す・嘲る
  3. 叱る
  4. 懲らしめる

Ⅵ。依頼・強制・強請(頼む・促す)

  1. 頼る/依存する
  2. 頼む・求める・任せる
  3. 訴える
  4. 促す
  5. 誘う・薦める・奨める・勧める
  6. 推す・推薦する
  7. 導く
  8. 唆す・煽る
  9. 強いる・強請る

Ⅶ。従順・反抗(従う・逆らう)

  1. 従う・則る
  2. 答える
  3. 真似る・倣う
  4. 謝る
  5. 媚びる
  6. 甘える
  7. 阿る
  8. 泣き寝入る
  9. 逆らう
  10. 挑む
  11. 仕返す
  12. 断る
  13. 否む

Ⅷ。主張・顕示・傲慢(威張る・誇る)/遠慮(退く)

  1. 言い張る
  2. 威張る
  3. 誇る
  4. でしゃばる
  5. 遠慮する
  6. 譲る
  7. 退く

Ⅸ。配慮(構う・慰める)

  1. 構う・扱う
  2. 持て成す
  3. 褒める
  4. 励ます
  5. 慰める・宥める
  6. 労う・犒う
  7. 助ける・働く
  8. 見放す・ほったらかす

Ⅹ。詐欺(騙す・誤魔化す

  1. 騙す・欺す
  2. 惑わす
  3. 引っかける
  4. 謀る

※補足

○集団作業機能

 

Ⅰ。集合・関係

  1. 集まる
  2. 会う・合う
  3. 加わる・入る・属す
  4. 関わる

Ⅱ。教示・広報

  1. 示す
  2. 印す・標す
  3. 教える
  4. 説く
  5. 告げる・知らせる
  6. 触れる
  7. 紹介する

Ⅴ。授受

  1. 与える・捧げる・贈る
  2. 差し出す・渡す
  3. 配る・分ける
  4. 割り当てる
  5. 受ける・得る
  6. 授かる/授ける
  7. 預かる/預かる
  8. 被る
  9. 買う/売る
  10. 借りる/貸す
  11. 払う
  12. 償う
  13. 許す
  14. 継ぐ
  15. 交わす

Ⅵ。獲得

  1. 得る
  2. 納める・収める・修める
  3. 取る・採る・捕る・
  4. 捕まえる
  5. 奪う
  6. 掠う・攫う
  7. 盗む・掠める
  8. 獲れる・取れる・採れる
  9. 儲かる・稼ぐ

Ⅳ。約束・交渉

  1. 契る
  2. 取り決める
  3. 話し合う
  4. 譲り合う・妥協する・譲歩する
  5. 談合する
  6. 決裂する

◎道具のみを用いる集団作業機能

 

Ⅰ。挑戦・闘争

  1. 挑む
  2. 控える
  3. 戦う・諍う
  4. 争う・競う

Ⅱ。攻守

  1. 攻める
  2. 守る

Ⅲ。勝負

  1. 勝つ
  2. 負かす・討つ
  3. 負ける
  4. 引き分ける
  5. 賭ける
  6. (博打を)打つ

Ⅳ。激励・応援・支援

  1. 励ます 叱咤激励
  2. 力づける
  3. 応援する

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2015.01.31

精神科作業療法実習で、ケースレポートを作っていくことの価値はありますか?

儂は、ケースレポートを作っていく実習指導をずっとやってきたわけで、当然その価値を認めています。

でも、苦痛しか感じられなかった不幸な実習生だった方々は、その価値を認められないのかもしれません。

しかし、養成校で先生をやられているくらいのレベルの方々は、その価値を認めているんです。CCSの実習法を推奨している先生方もです。だけども、我が校の学生が、苦痛しか感じられないと良くないので、実習では、ケース実習を薦めないのです。

実習で、上手くやれれば、価値があると思っているのではないでしょうか?だけど、多くの場合に、なかなか上手くできないと、判断されているのでしょうね。

だから、それは、学校へ帰ってからやるというのです。確かに、それからでも、出来ないことはないですよね。只一寸、新鮮味が無くなってしまうのかも知れませんが、出来るわけで、時間をかけて、丁寧にやることには、価値が生まれてくると思います。

只し、学校の先生達だけで、多くの学生を見なくてはいけないので、本当に出来る時間があるのかと云うことは、危惧します。

そして、私も今後、やってみようとは、思いましたが、学生の実情を聞くに、余りに忙しいので、困難だと思えてしまいましたね。

まぁ、現実的には、ケースレポートの作り方を説明するだけで終わってしまうのかもしれません。

でも、実習ていうのは、実際やってみることに価値があるわけで、実際やらないことには、実習とは言えないですよね。

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CSSの見学は、模倣を前提とした見学に過ぎない。

そりゃそうだよね。通常の見学実習は、CCS実習とは別にあるわけで…。

模倣を前提としない見学実習というのは、通常の見学実習とか、CCS実習以外の実習ですればよい。

つまりは、模倣を前提としない見学って云うことも大事じゃないかと云うことです。見学してみて、「そんなの、模倣したくないよ」って云うような考えを学生が持つって事もあると思うし、それはそれで大事なことではないのかと思うわけですよ。

まぁ、こんな事を思うのは、精神科作業療法実習に限ったことなのかもしないけれども…。

精神科作業療法の場合、実習生が、OTRがやっていることを見学をしても、見学だけでは、OTRの見解とか、意図が分からないというのは当然です。だから、それは、それで、その意図を伝えることが大切です。

けれども、だからといって、それを学生に、一方的に、真似しろよって、言い渡すだけでは、あかんと思うわけですわ。

我々の方法を真似せいよって、云う前に、見学させてみて、本人が率直に思うことを吐露させることの方が、大切なんだと思うのですゎ。

精神科作業療法場面では、一緒に同じ訓練場面を見ても、学生とOTRでは、見方や見解が違うのは当然なのですよ。

学生の思いもよらない考えをきちんとチェックして、知るには、例えば、ケースノートなどのプロセスレコードを書いてもらい、そこから学生の考えを知った上で、此方の考える点を述べて伝えるって云うのが、適切であり、フェアなんじゃないのかって、思うわけですわ。

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2015.01.17

CCS実習 二週間が経過 経過と感想

開始から一週間は、私が精神科作業療法に関して行っている色々な場面を、私に着いて、主として見学を行った。ただし、見学は、観察が出来るので、認知的スキルとしての観察の際に用いる道具を、幾つか具体的に説明した。

二週目は、ケースを模倣として担当した。集団作業中の一人のケース、集団作業中の複数のケース、作業集団中の一人のケース、OT導入・OT施設見学及びOTオリエンテーションの個別ケースなどを模倣して貰った。そしてその各々のケースについて、ケースノートに書いて貰い、ケースノートを書く練習をしたり、その時々の評価方法を復習したりした。

しかし、ケースによっては、模倣はできない事も起こった。そりゃそうだよね。

私も、初対面のケースは、指導者の儂も初めて会う人なんだから…。経験したことのないケース、私も苦手なケースも来るわけで…。そんなケースは、私がやっても学生がやっても同じだったり、場合によっては、学生の方が人生経験上できるケースもあるのだよ。それに、CCSなんだから、面接も二度見学しているから、面接に陪席させて、学生に主導でやらせたりして、一緒に面接をした。その際、学生は、それまで見学した模範が使えないわけだから、模倣を超えて、私もやったことのないことを、その場で考えてはじめるんだよ。なかなかやるよね、頑張ったよね、そして、助かったよね、ご苦労様でした。

また、集団の複雑な変化の中では、前回見学した中で起こらなかったことが、いくつも起こるのだから…。特に、精神科のオープン・グループの場合は、以前に見学していても、メンバーも違うし、それまでは起こらなかったことも起きるわけで、真似してればいいわけではないのだよ。その場その場で考えて、複数のケースとも、忙しく対応しなければならないこともあったんだよね。

ほんと、いろいろ、良い経験になったと思います。

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2015.01.10

作業遂行機能一般分析(日本語版)

この分析方法は、はじめにどこか外国のオリジナルな作業分析があったのを訳したわけではない。その正反対である。
作業遂行を表わす日本語の動詞を、分類整理することによって、日本の文化により適した作業遂行分析をする試みの一つである。以下にその例を示す。

作業遂行機能一般分析(日本語版)

Ⅰ。課題の進行を表す動詞
始まる・開始する
進む・捗る
滞る・行き詰まる
止まる・中断する・休む・憩う
続く・継ぐ・継続する
終わる・終了する・及ぶ・極まる

Ⅱ。主に作業遂行機能上、必要な精神的機能
(1)作業遂行機能を表す動詞
作る・できる
拵える(こしらえる)・拵える(こさえる)
誂える(あつらえる)
仕立てる・仕込む
仕上げる・果たす・遂げる・成し遂げる・やり遂げる・全うする・
(2)感覚的機能を表す動詞
見る
聞く
聴く
嗅ぐ
味わう
感触を得る
温度、痛みなどを感じる
(3)情報収集機能を表す動詞
訊く・見る
調べる・数える・引く・当てる
確かめる・吟味する
(4)目標課題設定機能を表す動詞
企てる
案ずる・思う・考える・探る
興味を示す・興味を傾ける・関心が向く
好む
嫌う・疎む
望む・願う
求む・求める
設ける・定める
決める
(5)課題を理解する機能を表す動詞
知る
解する(かいする)・わかる・分かる・解る
察する・感得する
捉える(とらえる)
(6)課題遂行時の注意機能を表す動詞(虎視眈々と)
注意する・向く・向ける・
及ぶ・届く・行き届く・目が届く・痒い所に手が届く・微に入り細を穿つ
気が付く・気が回る・気が利く
狙う・矯める・窺う・着目する・目掛ける
集中する・目指す・志向する
注ぐ・意識する・傾ける
確かめる
認める
怠る
忘れる
(7)課題や材料を判断・決定する機能を表す動詞
悩む・惑う
評する
選ぶ・見分ける
判る
決める
(8)課題や材料を選択・決定する機能を表す動詞
悩む・迷う
選ぶ
好む
決める
(9)問題解決機能を表す動詞
気付く
困る
窮まる
拒む
諦める・逃げる
立ち向かう
編み出す・考案する
ごまかす
解く
換える・変える
(10)目標達成機能を表す動詞
叶える・実現する・達する・達成する
成す・大成する・成就する
(11)具体的な作業遂行機能を表す動詞
読む
数える
(12)学習機能をあらわす動詞
慣れる
倣う・習う・学ぶ
教わる・授かる
鍛える
磨く
怠る
(13)課題遂行終了後の、休みの機能を表す動詞
休む・憩う
(14)作業遂行時に伴う心理的機能を表す動詞
楽しむ・喜ぶ
小躍りする
満足する・満足感を得る
有能感を得る・自信を得る
憤る・怒る(いかる)怒る(おこる)・腹立つ
悲しむ・哀しむ・嘆く
いらいらする
緊張する

Ⅲ。集団作業遂行機能分析(日本語版)
(1)集団作業目標
合作する
共有する
分担する
(2)役割遂行機能を表わす動詞
分ける
務める・担う
移る
手伝う・協力する・助ける・援助する
取得する
(3)役割達成機能を表す動詞
有効感を得る・連帯感を得る
労う(ねぎらう)

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2015.01.06

臨床実習指導、二日目。

今日の臨床実習指導では、儂が、今、一番伝えたい伝統的作業療法の基本を、CCSのチェックリストという形式で、伝えました。

観察の極意ですね。

儂が観察しているところを見学しても、見学しているだけでは、何も分からないです。どのような道具を通して観察しているのか?それは、言葉で伝えないと分かりません。

目には見えない透明フレームの評価道具を通して、観察しているのです。このことを、CCSのチェック項目という質問形式で、問うてみて、教えていきました。

それを聞いて、その手には持てない、抽象的な道具を用いて、観察を、模倣して、実施していくのです。

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2015.01.04

明けまして、おめでとう御座います。今年もよろしくお願いします。

年始なので、軽いジャブで終わりにしますが…。

臨床実習における、ケースレポートの廃止からCCSへって云う思考は、臨床のアプローチにおける、ボトムアップ型からトップダウン型へと云う思考と似てるし、連動しているのかも知れないよね。

どちらか一方へと偏らず、両方とも、大切だと儂は、思うけどね。

自分の個性が認められたり、伸ばされることも嬉しいけど、苦手なことが少しでも克服できる事も嬉しいからね。


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2014.12.21

作業工程原則を言い換えると、製作技術です。

生活環境は、具体的環境要素と抽象的環境要素から成り立っています。

作業に必要な要素は、具体的環境要素としては、道具、材料で、抽象的環境要素としては、作業工程原則です。

先ず、道具や材料そのものについては、各々製作技術があるのです。その場合の作業工程原則は、加工工程原則と言い換えることが出来ます。加工工程原則という抽象的環境要素があるのです。

そして、道具と材料を用いる製作技術という作業工程原則は、脳と手の機能及び生活環境に制約されているのです。

つまりは、

まず、それを作るには、人の脳と手の機能が必要です。そして、それを作らなければならないという必要性が、生活環境から生まれてくるのです。

参考文献

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2014.12.20

ここの傳統的作業療法傳説 ~武炉具版~の希少価値は、精神的機能を一般的に説明している点ですよ。

自画自賛、自己アピールですよ。

身体的機能と対比をして、明確に定義しているのは、世の中に此所だけですよ。ホントかよ?

勉強嫌いな儂は、不勉強な為、良く分かりませんので、精神的機能に関して、精神疾患や精神障害の定義はあると思われますが、精神的機能を一般的に定義しているところがあったら、教えて下さい。

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2014.12.16

精神科作業療法臨床実習では、CCSは合わない?そんな事は、ありません。

儂は、ぴったり合うと思っていますが、合わないという理由は、精神科では、学ぶべき、基本的課題の多くが、運動スキルよりは、認知的スキルであるからだと思われます。

認知的スキルは、目に見えないので、わかりにくいのです。
精神科作業療法自体が、目に見えない評価道具や訓練道具を用いていて、評価の対象である精神的機能も目に見にくいからです。

ここを、どのように分かりやすいスキルとして表現し、分かりやすい指導をしていくかと云えば、それは、抽象的なことを言語として、言い表したり、ケースノートやケースレポートに書き表していく手段しかないわけです。ですから、これらのノートやレポートが、精神科臨床実習のCCSにおいては、有効な学習道具であり、指導道具なのです。

ノートやレポートの書き方を、具体的にCCSチェックリストに挙げて、明確にしていって、精神科作業療法の認知的スキルを学習すればいいことなのです。

そういった意味で、儂は、CCSが、精神科作業療法臨床実習に、ピッタリと利用できると云っているのです。

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2014.12.15

作業療法臨床実習で、ケースレポートの課題を何故無くすのか?

本来、患者担当制の教育上重要な価値は、評価考察計画訓練再評価という一連の段階過程を、積み上げて経験できることで、着実な学習効果が期待できることです。

しかし、聞くところによると、精神科作業療法のある実習現場では、何も教えないというか、何も教えられませんという場所があると聞きました。それは、余りにひどいと思うのですが…、

また、ケースレポート作成のために寝られないとか、時間が掛かりすぎるとか、或段階で躓くと次に進ませないとか、指導の方法が上手くないと云うこともあるようです。勿論、下手にやれば、レポート作成は意味がないという考えも出てくるのも当然でしょう。

つまりは、ケースレポートが、上手くいかないから、やめてしまおうという短絡的な事ではないでしょうか?

ケースレポートをほどほどに、各段階を六割程度には出来るように、上手く進めて行ければ良いんですよ。ステップ毎の期間を決めて、その期間精一杯やってもらって、そこの時点の情報や考察を持ってして、次に進ませれば良いんです。

上手く進まない原因は、指導法がよくないからという面もあるでしょう。じゃぁ、どうして、上手く出来ないのでしょう。

それは、患者担当制やケースレポートの指導に、CCSを上手く利用していないからですよ。患者担当制やケースレポートの指導、教授法にCCSを使えば少しは上手くいくんですよ。

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2014.12.14

前回投稿の続きで、CCSの広め方について、、 + 儂の決意

CCSを推す養成校が、実習指導者会議で、CCSの説明をする機会を設けるというのも、とても良いことだと思いました。しかし、昨日、参加させて戴いた発表については、一寸、苦言を申し上げたいと思います。

まあ、儂のように伝統的作業療法と謳っているOTRは、化石のような存在で、尚且つ、年寄りの古い臨床OTRの中でも、CSSの導入に前向きなのは、更に稀少な化石でしょうねぇ。。

ということで、儂はそんな特殊な存在ですから、CCS導入を認めるんですが、一般的なOTRに向けて、CSS導入を認めて貰うには、今回初めてお聞きした発表については、出だしから、挫けてしまったんじゃないかと危惧してます。

何せ、発表の出だしが、現状の臨床実習について、学生、臨床教育者、世代間格差、教員、病院など全ての問題点ばかりを強調しているのです。問題点だらけだから、CSSへと云うのです。そしてその中でも、臨床教育者がやっているケースレポートが大問題だからやめていきましょうと云うのです。(その真意は、今の段階では、私もよく分からないので、今後の経緯を見ていかないと判明しません。)

これでは、普通に、きちんとケースレポートの指導をしている大多数の臨床教育者は、躓きますよ。まぁ、此所の認識に差があるのかなぁ、教員は、大多数の臨床教育者を信頼していないのかもしれない。って、云うような、否定的な発想も出てきちゃうんですよねぇ。

導入するなら、もっと前向きにして欲しいです。今後の作業療法では、必要な教育方法であるとか、例えば、この養成校は、地域作業療法という実習がありますし、その視点から、これからの作業療法にとって、必要なんだとか何とか、時代の順風に則った方法であるとか、前向きに行って貰わないと、反発を喰らってしまうと思いましたよ。

儂も長く実習指導してますけど、最近の学生は、そりゃあ、個人差はありますが、総じて優秀ですよ。儂のように精神科作業療法の専門性を強調して指導している分には、特に、大学生は、凄くできる子が増えてきたと思います。学生を信頼しています。前向きなんです。そりゃぁ、初めてやることですから、大変だったり、うまくいかなくて、中止するかもしれませんよ。でも、やる前から、諦めてはいては始まらない。前向きにいきたいんです。

だから、儂は、養成校の云うことは無視して、自分と学生を信頼して、ケースレポートもCSSも両立させてやりますよ。多分、CCSは、それなりにしかできないとは思いますけど…。

そう言えば、この養成校は、半年くらい前までは、CCSとケースレポート実習の折衷型をやっているとも云っていたんだけども、今回は、それはなかったですねぇ。どっちかにして下さいとなってました。この変化はなんなんでしょう?でも、儂は、折衷型(此の表現の仕方にも難癖付けてくなる部分はありますが…)になるのかと思いますが、やったことがないので、取り敢えずやってみないことには、なにも分かりませんので、先ずは、突っ込みますよ。

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2014.12.13

診療参加型臨床実習CCSと患者担当制実習

診療参加型臨床実習発生の歴史・経緯を調べれば分かることだけど、CCSに対する従来型の実習ていうのは、見学実習の事です。決して、患者担当制やレポート実習のことではないです。

儂は、CCSは、精神科作業療法の臨床実習を行う上では、ピッタリ当てはまる、利用しやすい学習理論に基づいていると思いました。というか、精神科作業療法自体が、利用している理論でもあると思います。

つまり、儂は、実習に、CCSを意識的に使っていきたいと思いました。ただ、学習理論は、沢山ありますし、臨床実習に有用な学習理論の一つに過ぎません。儂は、他の学習理論も使っていますし、特に、飴と鞭の理論、寛厳よろしきを得る学習理論は有効だと思います。

本来、診療参加型臨床実習では、レポートを書くことは、普通ですし、矛盾したことではないです。で、要は、結局、ケースレポート実習の重要さは、重重分かっていますから、それは、学校で行いますから、実習地ではしないで下さいって、事みたいです。

一寸寂しいですねぇ。今まで、学生がレポートを完成させて、達成した快感を、見ることが出来なくなるって云うのは…、

やらなくてすむなら、その時間をCCSを使ってやって下さいって事でしょうねぇ。

ただ、大変なのは、チェックリストですよね。本来は作らないと行けませんが、養成校でそれも作ってくれてます。よく確かめて、検討しないと…。

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