お久しぶり。最近、実習指導について、思うこと。
最近、クリニカルクラークシップという実習指導法を聞きます。
十年くらい前からでしょうか?ケースレポートを作成することは、実習指導の本来の目的ではないという、考えがあったみたいです。其の解決方法の一つとして、これが出来てきたようです。
儂は、20年くらい、症例報告を作成する実習指導法をしてきました。
儂の実習指導経験からすると、昔の方が、クリニカルクラークシップという方法がより適切で、今こそ、症例報告作成の実習が重要だと思っています。
とはいっても、クリニカルクラークシップの方法が適用された、別な要因は、有ると思います。それは、今の作業療法教育においては、昔より、多くの種類の、謂わば、作業療法以外の専門的なスキルも求められていると言うことにあるのだと思います。で、それはしゃぁないとして…。
話を戻そう。儂が、今こそ、症例報告が必要だと思うのは、今の学生の方が、情報量を持っているんだが、自分で、考えることをしないという傾向を感じるからである。マニュアルを見て、倣って、経験してマスターしてスキルを獲得するだけで、いいのか?という危惧である。今の複雑な時代こそ、物事の本質を捉える一般教養とか、文化系の能力が重要なのではないだろうか。
今の作業療法は、医学とか医療を濫觴としているようだが、一昔前はそうでもなかったと思うし、カミングアウトしちゃうと、精神科作業療法の対象は、単に自然科学ではなく、自然科学と社会文化科学の中間の作業科学だと儂は考えているのだ。
身体障害分野は知らないが、目に見えない精神的機能と、目に見えない作業という評価・治療手段を用いている精神科作業療法分野においては、作業科学が基礎にあって、それにはどうしても言葉にして認識し、自覚して、観察・評価していく文化系の基礎的なスキルが先ず必要だと考えるのだ。
まぁ、ケースレポートはしなくて、ケース記録でそれをしておけばいいと云うことでも良いのかな?
ちょっと、疲れたので、この問題は、孰れ…、と言って、本当にするか分からないが…、今日はここまでで…。
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